今更感想のラブライブ!劇場版は見所の多いフィナーレにふさわしい名作!

アニメ感想

ラブライブ!の劇場版を今更見たので感想です。劇場公開が2015年の6月だから、TVアニメ版の2期最終話から1年が経った時期にファンに届いた永遠の名作だったんですね。

私は今頃見た人なのでちょっと遅すぎですが、でも見てみて本当に最高の作品でした。

※見ていない人にはネタバレを含みますので、ご了承ください。

2期最終話の直後から始まる完全新作で見応えたっぷり!

ストーリーはTVアニメの2期最終話の直後からの続きになりますが、あのかよちんの慌てぶりというか興奮というか、その理由が判明するところからスタートです。といってもその前に穂乃果・ことり・海未の3人の子供時代の回想から始まります。これは劇中のあるシーンに繋がるので重要な部分でもあります。

彼女達がまだもう少しμ’sとして続くのが決定する知らせが入るところからスタートですので嬉しいですね。彼女達の活躍や歌がまた聞けて見れて楽しめるのですから。

舞台は急遽アメリカへ!スクールアイドルの盛り上がりがアメリカのTV局に興味を持ってもらえるまでになるとは、すごい展開です。

卒業式が3月ですからまさにその3月中のお話なのです。

ミュージカルのような演出とタイムズスクエアのライブはかなり見所

アメリカではライブをしてアメリカのTV局が中継するのですがそのライブ場所はメンバーが選ぶことになります。アメリカの風景の中、練習風景や食事の様子、そして街の中でミュージカルのように凛ちゃんたち1年生トリオが大活躍するシーンもあり、とっても可愛く新しい作画がとっても綺麗で本当に制作陣に感謝です。とてもクオリティの高い画を見れて満足です。

そしてやっぱりアメリカでの最高潮はタイムズスクエアのライブの様子です。着物のような可愛い衣装で、扇子の光の軌跡がとても美しい演出でした。日本のカワイイが詰まったシーンになっているのではないでしょうか。

えりちゃんがセンターになっている印象の歌でとっても目立っていて可愛くて、そしてこのライブでのえりちゃんはなかなかセクシーな感じが印象的な「Angelic Angel」のステージでした。

穂乃花がアメリカではぐれた時に出会うシンガーは謎ですが…

穂乃花がNYでみんなと地下鉄ではぐれ、逆方向に乗ってしまって迷子になっちゃいますがその時助けてくれるのが謎のシンガーです。この正体は明かされません。でも私は明かされずにそれぞれ解釈できるのがイイと思いした。

ラブライブ! 謎のシンガーといったキーワードで検索すると色々と考察記事は出てきますので調べてみてください。

実は私は穂乃花の何かだと思っています。ハッキリ書けないのはやっぱり不明だからですが、特定しなくてもいい感じで捉えています。こういうなんとなくの表現は結構好きなので。

彼女は穂乃果の仲間の元に行かず、穂乃果の家にも入らず、穂乃果を導く役柄でした。

この扱いや色々と穂乃果に似ているところがあるところから穂乃花の何かだと思うわけです。そう思うのも考察している人の意見にすごく納得したからです。

1期のミューズを脱退した穂乃果の、ミューズには戻らず、みんなに迷惑をかけないという果てに見つけた未来の世界線の穂乃果

引用元:【ネタバレ注意】ラブライブ!劇場版 謎の女性についての考察

私はこの方の意見にとても合点がいったので、あの謎の女性シンガーは穂乃果の何か、だと強く思いますね。

TVアニメではこういう演出は無かったですが、劇場版ならではの新しい考察になりえるキーパーソン「謎のシンガー」さんでしたが高山みなみさんの素晴らしい歌声で魅力的でしたよ。

帰国して自分たちの人気が爆発しちゃってて戸惑いながら次のアクションへ

帰国したらNYのライブが大成功して大人気になっちゃってたμ’sですが、ここでまたミュージカル的な演出で三年生トリオが演じるのですが、ちょっと凛ちゃんたちのミュージカルなシーンより地味でちょっと残念な感じ?というか可哀想な感じでした。NYと地元ではそりゃあこうなりますかね。

しかし彼女達が一度決めた三年生が卒業したらμ’sをやめることを知らないファン達や周囲の人たちの期待に戸惑い穂乃果の苦悩が描かれ導き出した答えはやっぱりライブでした。

しかも自分たちスクールアイドルでライブを開催してスクールアイドルの存在をアピールして以後のラブライブ!へと繋げようと他のA-RISEも含めたスクールアイドルに声をかけて作り上げていきます。

このライブの前に自分たちはやめることを告げますが、やっぱりラブライブ優勝者なのでみんながμ’sを中心にして、μ’sの花道になるライブにしようという雰囲気や心意気が感じられる演出とともにライブスタート!とても大成功のライブとなります。

このライブは最後を悲しくさせない色合いのコスチュームや明るい歌で彩られ見ている私たちも明るく楽しくさせてもらっているのがよくわかる演出だったのが印象的でした。

本当のフィナーレになるμ’sのための曲「僕たちはひとつの光」で涙がこぼれて

本当の最後といえる歌となる「僕たちはひとつの光」が始まりフィナーレとなるわけですが、とてもイイ曲で劇中真姫が自分のμ’sへの気持ちを込めて作っていた曲で、歌詞の中にメンバーの名前が入っているので、ずっと見守ってきたファンとしては感慨深い曲となります。

特に「時をまきもどしてみるかい?」となって次に「Nonono いまが最高!」となるところは今更ファンになった私ですが何か胸が熱くなりながら、目から涙がこぼれようがいまが最高!と叫ばずにはいられない素晴らしい最後の曲でした。

彼女達の進んできた、走ってきた道を思い出さずにはいられない名曲でとてもいい終わり方をしてくれて、いい劇場版だったなと感じています。

TVアニメの最終話でμ’sの文字を屋上で書いた穂乃果が、文字が消えていくのを他のメンバーが言うと「それでいいんだよ」というシーンがありますが、僕たちはひとつの光で歌う中で「いまが最高!」と歌う彼女達の歌にも「そうだね、これでいいんだね、いまが最高だよ」ってなり涙を流して共有できたことを感謝しています。

今までラブライブに興味を示さなかった自分が見たけどとても共感し、応援し、感動したので、いろんな人にラブライブ!を見て欲しいと思います。

そしてこの素晴らしい作品を作った方々に感謝し、これからも何度も見ていきたいと思います。

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