マクロスクロスオーバーライブ2019 ライブビューイングで視聴した感想

ライブ感想

マクロスクロスオーバーライブ2019にライブビューイングで参加してきました。

もちろん現地の幕張でのライブに比べたら熱量や盛り上がりは格段に下がりますが、スクリーン越しでもマクロスの歴史の1ページを見届けることが出来たのは幸せでした。

マクロスファンにとって至福の時間だったのは確実でしょう。シリーズ通してのファンも、各シリーズごとのファンもいるでしょうが、ライブ全体通して盛り上がったのではないでしょうか?

マクロスΔの新作劇場版のタイトルが発表されたのも驚きで大盛り上がりでしたね。

マクロス歴代シリーズの歌姫が勢ぞろいしたマクロスクロスオーバーライブ2019の感想を書いていきます。

マクロスフロンティアのパートが半端なく最高だった!

まず一番印象的で最高だったのは、マクロスフロンティアのパートでした。

May’nさんと中島愛さんの、シェリルとランカ、このお二人の掛け合いがとても素敵でした。

「Welcome To My FanClub’s Night!」から始まり、「射手座〜」と「星間飛行」をそれぞれが歌った後、

テレビ版マクロスフロンティア 15話の病院での「What ‘bout my star? @Formo」を再現する掛け合いを見ることが出来て、ファンとしては感激でした。

MCでも2人合わせて、マクロスフロンティアです!みたいな冗談も言っていて、放送から10年経った今でもふたりが話しているだけで、なんか嬉しい気持ちでした。

そして放送から10年も経ってるのに去年新曲がシングルで発売されたことは、稀なことだと話してくれて、その新曲「Good job!」を歌ってくれました。ふたりのハーモニーが綺麗で聞けてよかったです。

そして、その後特に今回のライブで印象的だった「劇場版マクロスフロンティア サヨナラノツバサ」のラストをアニメ映像も使いながら、難易度の高い曲を再現して披露して、もう圧巻としか言えませんでした。

劇中のランカが最終決戦の出撃前にアルトに告白するシーンが流れ、そのまま「放課後オーバーフロウ」が始まり、

アルトが被弾して意識を飛ばしていくシーンからチビシェリルのアルトへの「アナタに負けないぐらい、私の歌で銀河を震わせてみせるから!」のシーンが流れ、

そのすぐ後に「私が死んでも、歌は死なない!」のシーンになり、

【娘々FINAL ATTACK フロンティアグレイテスト☆ヒッツ!】を歌いだすという、フロンティアファンにとって神展開でした。

そして、アニメ映像で敵に囲まれたマクロスクオーターを救うSMSと新統合軍の連合艦隊が現れ「貴艦を援護する」と入電があり、やっぱりの「いくぜぇ、可愛子ちゃん、イヤッホー」とイサムがちゃんと登場しましたw。

イサムの登場には皆が微笑んでいました。

そして「ツバサに風を!銀河に歌を!」とランカ、シェリルが言って「サヨナラノツバサ ~ the end of triangle」がスタートしました。

このFINAL ATTACKメドレーからサヨナラノツバサをライブで歌うのは初めてという事で、しかも劇場版映像と一緒に再現してくれるという、もう鳥肌が立ってファン感涙です。

こんな貴重な演目を見ることが出来て幸せだし、幕張にいた人たちは、特に幸せでしたね。本当に最高のライブでした。

その後の2人のMCパートもとても感慨深く聞けました。May’nさんの今回のライブへの気持ちや不安があったことや、中島愛さんとの信頼がなかったら出来なかったという涙ながらの吐露があり、見ているこちらもウルっとしてしまうほどの感動をもらいました。

もう全部を言葉にするのは出来ないぐらいの気持ちがMay’nさんの心の中で溢れているんだろうな、とあの場にいた人全員に伝わったんじゃないでしょうか。そんな想いが詰まりまくった最高のステージでした。

そして、中島愛さんが「ここで言ったことって実現しそうじゃない?」みたいな感じで言いながら、「フロンティア単体でライブがしたい!」と自分の素直な気持ちを言って、マクロスファンにとっても嬉しい宣言なので、ぜひ開催して欲しいし、開催してください!と切に願うファン多数だろうなと思います。

本当にふたりが楽しそうにイキイキと歌っていたし、LVの画面の中の幕張は、シェリルのピンクとランカのグリーンのサイリウムがとても美しく、素敵なステージでした。

クロスオーバーライブ初出演のマクロスΔパートでは新作劇場版のタイトル発表のサプライズ!

マクロスの本編のサプライズ発表は、マクロスΔの新作劇場版のタイトル発表でした。

「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」

というもので、内容は明かされませんでしたが、!の数が6個になってて、歌姫が6人?そんな疑問をステージ上からワルキューレのメンバー(特に鈴木みのりさん)が河森監督のいる場所を知っていて聞いてしまい、カメラが監督を映して監督が一生懸命声を張って答えているのが微笑ましかったです。お隣には天神さんも映っていました。

声はうまく拾われなかったので、見ている私たちも答えが明確に分からず、もう1人の歌姫がワルキューレに加入するのか?それとも誰か違う歌姫が完全に登場するのか?何なのか?真相は分からないし、興味は尽きません。

物語の展開として、個人的な妄想として願いたいのは、マクロスΔの本編25話でベルガーが言っていた、レディMの正体がメガロード1の誰か、といった事を匂わす話がありましたが、それに繋がってくれてメガロード1に乗っていたミンメイが登場するとかそんなロマンチックな展開を期待せずにはいられません。

過去作のキャラクターが明確に他のマクロス作品に登場することなど今まで無かったことですが、今まで無いからこその実現をしてくれるのもそろそろ有っても良いんじゃないかなとも思います。

どんな内容なのか妄想して待ちたいと思います。

前回のクロスオーバーライブ30との大きな違いは?

さて今回のクロスオーバーライブでは前回には無かったセンターステージの役割は大きいかったと思います。

前回のクロスオーバーライブ30の時は前にしかステージが無く、お客さんとの距離はかなり遠いもので、後ろの人はまったく小さくしか見えない状態でした。

でも今回はセンターステージやそこまでの通路もあるので、とにかく歌い手が動き回り、以前よりはお客さんとの距離を縮めてくれたんじゃないでしょうか?そのおかげでお互いの距離が以前よりも近く感じられたでしょうね。

特に最後のアンコール後の挨拶でセンターステージ隅々まで歩き回ってくれて手を振ってくれる歌姫たちに、恐らく観客は嬉しかったと思います。センターステージの側や通路の側の方はすごく得しましたね。

マクロスクロスオーバーライブ2019の全体の演出はシンプル

ライブは映像からスタートすると予想していましたが(以前のワルキューレライブがメカのCGからスタートしてたので)、飯島真理さんと福山芳樹さんのアコースティックでの歌から始まりました。

その曲が終わると、マクロスシリーズの最初のSDF-1マクロスの地球墜落の映像から始まり、あとは時系列順にシリーズ作品のアバンタイトルで始まったり、歌で始まったりと、それぞれライブは展開していきました。

マクロスⅡのパートは時系列でいうと最後になりますが、さすがに途中のマクロス7とマクロスFの間でした。

笠原弘子さんと坂本真綾さんも登場!

シークレットゲストなのかな?ちょっと分からないですが、マクロスⅡのイシュタルの歌「もういちど Love You」で笠原弘子さんと、マクロスFの主題歌「トライアングラー」で坂本真綾さんが登場しました。

毎度坂本真綾さんは盛り上がりますね。本当に聞けて幸せです。マクロス様様です。

そして笠原弘子さんの歌がめちゃくちゃ綺麗で上手で、もっと沢山聞かせてほしいぐらいでした。

ライブで印象的だった飯島真理さんの歌の作り手の方への想いが素敵だった

飯島真理さんが、愛・おぼえていますかを歌う前にMCで、はじめてのクロスオーバーライブのあった2009年に、その2daysのライブ初日に、加藤和彦さんが亡くなり、朴報があったというお話をしてくれて、当時のことも振り返り語ってくれて、同じく故人となっている奥様の安井かずみさんのお名前や、「超時空要塞マクロス」の一条輝役で共演した、故人の長谷有洋さん、そして同じく故人の羽田健太郎さんのお名前も出して、亡くなった方々がいつ歌う時に支えてくれていると語られ、歌にとても愛情を込めて歌われて、印象深いステージでした。

他のマクロス7ステージや、フロンティアステージ、ワルキューレステージとは違うしっとりとしたマクロスステージでした。

またアンコールの最後に「ランナー」を歌う時には、「今日(6月2日)が故羽田健太郎さんの命日です」と真理さんが仰って、歌姫みんなで歌ってくれました。驚きましたがこれもしっとりと聞きました。

「ランナー」と言えば、「超時空要塞マクロス」のエンディングで、アルバムをめくっていたのが思い出されますが、ライブでも画面にはアルバムが映し出され、ページをめくっていくと、最後ページには羽田健太郎さんの写真で終わるという演出がされていました。

最後に

マクロスクロスオーバーライブ2019は2daysが開催され、LVではありますが、実際に見て思うのは、出来るだけ時間を開けすぎずに、また開催して欲しい、ということです。

続編や新シリーズが出来てからになるでしょうが、14000人の幕張メッセの動員と、全国50館以上のLVがされたのなら、とにかくマクロスファンは歌を聞きたい人がめっちゃいますからね。

マクロスと言ったら歌ですから。

とりあえず、マクロスΔの新作が出来たらワルキューレのライブと、マクロスフロンティア単独のライブを期待して、今後楽しみにしていきたいです。

マクロスの歴史に刻み込んだ素晴らしライブ最高でした。

歌姫の方々お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!

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