今更感想のFate/stay night(Unlimited Blade Works 制作:ufotable ※以後UBWと略します)ですが、一言でいうと「男らしい男性キャラが輝いている作品」でした。
相変わらずdアニメで見たのですが、作画も安定していて最高だし格好良いし、今まで見てこなかったシリーズでしたが、見終わったら見てない人にオススメしたい作品だと感じています。
相変わらず放送から年月が経過しているので多少ネタバレ含みます。ご了承ください。
Fateシリーズ作品を見た事がないし、ゲームもプレイしてないけど楽しめる!
UBWを見た私ですが、実はゲームもしていないし、他のFateシリーズ作品も見ていないぐらいのFateシロウトです。
これを見る前に、Fate/stay night(制作:スタジオディーン)を最初見ようと思ったのですが、1話を見始めた時は珍しく寝落ちするぐらいで、どうも作画が気に入らなくて微妙な感じで寝てしまうという失態と共に、見続ける事が出来ませんでした。
でも知人にその事を言ったら、だったらUnlimited Blade Worksを見てみると良いよ、と言われて実際に見てみたらどんどんハマってしまい見るのが止まらない、いわゆる一気見モードに突入していました。
スタジオディーン制作のFateと比べると、確かに作画も良くて、質が違うのが一目瞭然で、最終話までちゃんと見れて良かったです。
強くて男らしいサーヴァントキャラクターたちと、そしてどんどん男になっていく主人公キャラクターがとても格好良かったです。
強く男らしく格好いいサーヴァントたちに、惚れてまうやろ
強く男らしいサーヴァントというと、この物語の中で象徴的なのはアーチャーでした。
背中で語るような佇まいが素敵ですが、最初から最後まで格好良いので主人公は士郎ではなくアーチャーと捉えてしまうぐらいです。
最後まで見れば、アーチャーが主人公に思える理由も納得です。未見の方はぜひその辺りも楽しんで欲しいです。
外見もキリっとして格好良いし、内面も渋く人を放っておけないような思いやりがある大人の男ですね。お茶を入れるのが上手っていうのもなかなか素敵。
小言を言ったり、人に対しての指摘の仕方は鋭いので辛辣な感じもしますが、全てはその相手を思い、分析してしまうところにあるのでしょう。
女性に好かれるキャラクターでしょうね。あと声優さんがとにかくイケボ過ぎて反則でした。
そして、ランサーもとてもカッコイイ!
ランサーは口が達者で静かにしていることは無いような男性ですが、大人の男性といった雰囲気で、物語後半でより親しみの持てる関係になり、その矢先に凛が救われるシーンでは義理堅く、敵を討つ強さがとても素敵でした。
もちろん声優さんの神奈さんのイケボも最高でした。
それぞれの立場や思いがぶつかるのでどのキャラも格好良い
このUBWは、Fate/stay nightの凛ルートとされる物語ですから女性目線だからか、他にも登場するキャラの相手を守るという格好良さが多く描写されていました。
ギルガメッシュや綺礼はちょっと例外のようなキャラクターですが、葛木やバーサーカー、士郎、ランサーやアーチャーも守るべき相手を守るという信念を貫いているところが素敵です。
もちろん女性だからというか、守りたい相手のために強くあり是が非でも守るという感じですね。いわば使命と言う方があっているかもしれません。
そういえば、相手を守るというより使命を全うする、佐々木小次郎もとても格好良いキャラクターでした。セイバーとの死闘も見物。潔く強く儚げでした。
女性キャラクターの可憐で強いところもモチロン見ていて素敵でしたが、私は圧倒的に男性キャラクターが格好良すぎました。
戦闘シーンは最終局面のギルガメッシュ戦が最も興奮!セリフも格好良い!
最終局面のギルガメッシュと対峙するシーンはランサーやアサシン、バーサーカー、セイバーでは出来ない戦い方で士郎がどんどん英雄王を追いつめていくところが最もカッコイイ!
アーチャーとの戦闘で士郎が気づいた戦い方で、無限の武器を繰り出す宝具のギルガメッシュと互角に、そして圧倒する戦いでのセリフも格好良いです。かなり名台詞的なものが印象深いです。
「体は剣で出来ている」
「いくぞ英雄王。武器の貯蔵は充分か」
ギルガメッシュの格好良さもモチロンあって、彼の圧倒的な強さと男気の感じる最後の戦いでのセリフに惚れる人もいるんじゃないでしょうか?
「認めよう 今はお前が強い」
最高潮のこのふたりの戦いが圧倒的にこのUBWで一番の戦いでした。
そして最後のアーチャーがズルいぐらい格好良すぎた
24話で聖杯戦争が集結しますが、最後の終わったところのアーチャーと凛の会話と約束のシーンがとてもいいシーンです。
アーチャーの「だいじょうぶだよ、遠坂、俺もこれから頑張っていくから」という言葉に、凛の涙のように見ているこっちも泪が出てきてしまいました。
最後に正体が分かるような髪型で、そしてやさしい笑顔で去っていく最後のサーヴァント。
この物語の主人公は士郎ですが、やっぱりアーチャーが主人公だと思い知るような存在感で幕を閉じるのが良かったです。
エピローグは特に印象に残らないぐらいですが、見終わって今までFateに興味が無かったですが、すごく好きな作品の一つになりました。
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